後跡山反射板

雲辺寺－西条の反射板。元々は東門ルートの金谷－豊橋の二川反射板で使用されていた2枚の内の片方である。

中央の鉄塔左側に反射板が見えるがこれは・・・


道中、林道と鉄塔の巡視路が整備されている。


40分ほどで目的地に到着。残っているものと思っていたが既に撤去されていた。しかし基礎や柵、看板が残っていた。

1年ぐらい前に撮った写真より。現存している反射板はおそらく四国電力かと思われる。
というか、もう1年経ったのか・・・

高知無線局

昭和52年12月、雲辺寺－高知開通。
廃止後も局舎と鉄塔は残っていたが、高架化と区画整理により取り壊された。

高知駅。だいぶ変わったな。


ケーズデンキの辺りにあったらしい


高知の鉄道様で在りし日（廃止後）の写真が掲載されています。
http://www.geocities.jp/trtky722/index.html
いろいろ→高知駅高架化事業その後

菅ノ草反射板

梶ヶ森－高知の反射板。

ゴルフ場付近から高知市街を眺める。


菅ノ草という地名がヒントになるものの範囲がアレなのでカシミール3Dを使って事前検討してみた。すると高知駅付近と梶ヶ森を見通せる場所が3箇所あった。それらをGPSレシーバーに入れて現地入り。
結果は全てハズレだったが、その付近を捜索していると・・・

キタァ！！！（千葉繁風に）

かなりいい線はいっていたようだ。ドンピシャだったらそれはそれで凄いが。
反射板自体は既に撤去されていたが柵や擁壁は残っていた。ということは土地自体はまだソフトバンクテレコムの所有かな？

反射板跡付近から梶ヶ森

徳島無線局

高架の工事が始まったらこの界隈の風景もガラリと変わるんだろうな

竜王無線局

高松－徳島の通信回線は高松－雲辺寺は高松－松山SHF回線と共用、雲辺寺－徳島はUHF回線で構成されていた。昭和56年1月、高松－徳島の回線増強及びUHF回線の老取のために香川県と徳島県の県境に位置する竜王山に無線局を新設した。これにより高松－屋島反射板－雲辺寺から高松－竜王－雲辺寺にルート変更、雲辺寺－徳島のUHF回線は廃止となった。
回線の廃止後は更地化されてKDDIの無線中継所が建っている。

周辺の他の無線局

青峰反射板

岡山－高松のSHF回線の新設に先立って、昭和29年7月に伝播試験が実施された。反射板の設置位置が開通時のルートとは異なっており、岡山の北に位置する金山に仮設された。 結果は高松受信で強いフェージングが観測された。海上反射波によるもので、高松では地形的にそれを防ぐことが出来なかったため。
データを検討した結果、青峰に反射板を設置することとした。

現在は回線の廃止に伴い撤去、基礎だけが残っている。やけに基礎の数が多いな・・・

近くにあった他の無線局（西日本放送、NHK、香川県、日本通運）

高松無線局

昭和32年2月、国鉄4番目のSHF回線として岡山－高松が開通した。

無線局があった場所は現在、4代目の駅舎の一部となっている。
四国編スタート

伊方無線局

伊方町の西、堂堂山にあった無線局。ここから豊後水道を越えて九州に入る。

頂上付近にはNTTの無線局がある。


鉄塔は写真の2基、写っていないのが1基あり、過去にはもう1基あった。どんだけ周波数の割り当て受けていたんだ。

さて、目的のブツが見つからない。山頂付近にあったはずなんだが・・・
なんだ、この柵は？　柵の向こうは草木が生い茂っているだけなんだが。


それにこの門扉、どうやら目的のブツらしい。


完全に自然に還っている。柵が無ければ気づかなかっただろうな・・・


これにて東門第二ルート制覇！

松山無線局

昭和44年2月、高松－松山開通。その2,3年後には東門第二ルート新設に伴い局舎の改築と鉄塔の新設が行われる。旧の鉄塔は他の無線局（多分、大日無線局）で再利用されたと思われる。

天狗無線局

広島県北広島町と島根県浜田市の境に位置する天狗石山の近くにある。
直江津からずーっと日本海沿いを西へ進んだ東門第二ルートはここで中国山地を越える。

  専用道路入口付近。

30分ほどでNTTの無線中継所に到着。現在は使われていない。

NTTの無線中継所からさらに奥へ進むと目的地に到着。
日本テレコムの銘板を外すと国鉄時代の石彫りのやつが出てくるに違いない。


無線中継所としての役目は既に終えており、引き込み線も撤去されている。

間取りは一階に電源室と機器室、二階に職員が寝泊りする部屋などといったところか。無人局なので使用頻度は少なかったと思われる。
屋根の傾斜をつけてるってことは積雪が凄いんだろうなぁ、周辺にはアサヒテングストン（どう見ても天狗石山からとったんだろうｗ）といったスキー場あるぐらいだから。

旗竿山反射板

天狗－浜田の反射板。


浜田駅から。ターゲットは左から2つ目の反射板。


小学校付近。テレビの送信所の新設で道案内をしたことがある先生にルートを教えてもらう。

最初はクズの蔓だらけで苦労したが、すぐにそれも無くなり踏み跡を辿って山頂に到着。
反射板としては小さい方か。

道に迷ってしまった・・・
どっかで見たことある。って、ちょっと待て！Ｓ形の地上子じゃねーかよ！
へー、地上子ってこういう使い方があるんだ（違


駅名看板にしゃ断桿・・・　写真を編集して気が付いたんだがとぐろ巻いてるのはケーブルか？　ここは資材置き場かよｗ
発生品処理するには勿体無いぐらい状態の良い器具箱を物置代わりに使うとかはよくある？話（友人が畑に運ぶのを手伝ったことがあるぞ）
どうやら見てはいけないものを見てしまったらしい。おやこんな時間に来客が（PAM！　PAM！

浜田無線局

昭和49年5月、工事の発生品を利用して天狗－浜田が新設された。出雲市と同様に米子との通信回線である。

出雲市無線局

昭和50年3月、米子との通信回線増強のため大日－出雲市が新設された。米子－大日は既存の空き回線を使用した。
その後、高架化に伴い支障移転。（平成8年前後か？）

初代の無線局があった辺りは広場・駐車場になっている。

無題

総務省電波利用ホームページより

静岡～名古屋廃止・・・（たぶん1月ぐらい）
幹線系・ルート予備方式、これにて全廃
まあ今まで残っていたこと自体、不思議なわけだが

大日無線局

出雲市から南へ約13km、出雲市と雲南市の境、大日山と陣ヶ丸山の間に位置するピークにある。

引き込みは撤去、導波管の引き出し部分は塞がれ、ケーブルラックも撤去されている。

鉄塔もアンテナといった類のものは撤去されて、休眠中といったところか。
チラリと見えるのは中国地方整備局の無線局。

帰りの専用道路入口付近で見つけたもの。孝霊と同じように修正した跡があり元はやっぱり鉢伏。ってことは発注側か製造側のどちらかがやっちまったのかｗｗｗ