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Mr.Jのブログ
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2024/04/17 (Wed) 05:33
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2015/12/09 (Wed) 01:10
石北本線のCTC化に先立ち、昭和57年2月に帯広-北見が開通。当初は旭川から直接、北見へ構成するルートが検討・調査されましたが、地形により難しいとの判断が下され、代わりに帯広回りルートが採用されました。
しかし、帯広-北見は中継所間が約120kmと国鉄のSHFでは最長で、かつての旭川-帯広の見通し外通信方式よりも更に長く、さらに帯広から約70km、北見から約50kmという伝播損失が最大になる中間に近い位置に反射板を設置するという悪条件が重なった区間となりました。そのため、帯広・北見の両局には直径4m・5mのアンテナを用いたスペースダイバーシティ受信が採用されました。
 
 
 
撮影:2013年7月

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2015/12/05 (Sat) 01:11
旭川-落合の反射板。
5月の終わりから10月中旬までしか通行できない道道1030号線の南富良野町側から約8㎞の幾寅峠に落合岳無線中継所の専用道路の入り口がある。

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2015/11/20 (Fri) 01:11
昭和55年1月に石勝線の開業に先立ち、旭川-帯広の見通し外通信方式から旭川-落合岳反射板-落合-狩勝峠山反射板-帯広の見通し内通信方式に改良されました。
一方、電電公社は昭和30年代に旭川-美瑛-落合岳-帯広でルート構成しています。このことから落合岳に無線局を設置すれば反射板無しで構成が可能です。なぜ、あのようなルートになったのか疑問が残ります。
私なりに考えてみたところ、冬の落合岳のアクセスの悪さにあると思われます。
昭和55年なら機器は全固体化または進行波管を除いて固体化されたものが導入されたでしょうから、冬の間は保守しないという方法が可能です。しかし、障害が発生するとたとえ辿り着くのが困難な場所であっても資機材を背負って行かなければなりません。
落合岳の専用道路の入口がある幾寅峠を通る道道1030号線は10月中旬から翌年5月末まで通行止めになることから、雪に固く閉ざされるのが容易に想像できます。
あと、国鉄特有の大人の事情も絡んでいるかもしれません。

落合駅から北東約1.3kmの国道38号線沿いにあります。根室本線の線路跡を活用したようです。
平成2年に廃止され、現在は携帯電話の基地局に転用されています。鉄柱で伸ばしているのは樹木で見通しがとれなかったからでしょうか?

<2016年10月6日・追加>
謎が解けました。石勝線建設工事誌によると石勝線関係の回線がこの無線局で分岐していたようです。

 

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2015/11/15 (Sun) 17:13
落合-帯広の反射板。峠の北側の小ピークに設置されていたと思われます。
 

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2015/11/11 (Wed) 23:14
昭和39年10月、札幌-釧路開通。この区間の中でも旭川-帯広は間に大雪山系があるため十勝岳を回折に利用した距離約115km・2GHz・60chの見通し外通信方式が採用されました。
昭和55年1月に機器の老朽化・回線品質の向上のために落合無線局を新設して見通し内通信方式に改良されました。

無線局は駅の北西側、西3南11交差点あたりにあったと思われます。
 

撮影:2013年5月

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2015/11/06 (Fri) 23:57
昭和59年7月、既設の400MHz帯の多重無線回線を置き換える為に旭川-名寄が7.5GHz帯・120chで開通しました。
名寄無線局が国鉄のSHFの中でも最北端に位置する無線局でした。
 
 
撮影:2013年7月

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2015/11/01 (Sun) 00:23
旭川-名寄の反射板。
目指すは和寒山の東側のピーク付近、道道639号線から金川沿いの19線林道に入ります。
反射板まで1kmのところで車を停めて歩き、途中から自分の背と同じぐらいの笹を掻き分けて進みます。
 

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2015/10/23 (Fri) 22:47
昭和39年10月、札幌-釧路SHF回線の無線局として新設。
現在も残る鉄塔は2代目で昭和55年、56年頃に建て替えられたものと思われます。
 

局舎は当時のまま。
 
撮影:2012年8月

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2015/10/12 (Mon) 23:59
旭川市の西に位置する神居山にある西岩見沢-旭川の反射板。
同名の山がもう一つありますが、国道12号線に近いほうの神居山です。

神居古潭で国道12号線から山頂へつながる未舗装の道路へ入ります。

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2015/10/10 (Sat) 23:26
函館本線のCTC導入に伴い岩見沢落ちの回線が必要になった為、昭和56年2月に西岩見沢-岩見沢が開通しました。
廃止後は携帯電話の基地局に転用されています。
 

局舎の建物財産票を見ると交換所・昭和42年10月21日と表記されていることから、既存の建物の空きフロアを活用していたと思われます。
 
撮影:2012年8月

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2015/10/08 (Thu) 00:44
昭和39年10月、札幌-旭川間のSHF回線の回線分岐を行わない無線局として新設、当時は岩見沢無線局を名乗っていました。
昭和56年2月、同区間の無線機の老朽取替え及び回線増強と同時に既設岩見沢-新設岩見沢が開通し、西岩見沢無線局に名称変更されました。

場所は岩見沢駅から北へ約4km、周りは農場が広がっていて南には対局のひとつである岩見沢無線局の鉄塔が見えます。
 
 

2005年頃の残りの道内回線廃止後しばらくは局舎や鉄塔は残っていたみたいですが2010年までには撤去・更地化されたようです。埋もれながらも用地杭はまだ残っていました。
 
 
撮影:2012年8月

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2015/10/06 (Tue) 23:39
電電公社コンクリートタワーシリーズのひとつ。東札ルートの無線局として昭和53年に完成しました。現在は携帯電話の基地局として活用されています。
 

形状は円筒形で塗装もコンクリートの素地に似せてあり、周囲にうまいことマッチングしています。
隣接している無線局も樽前無線中継所に合わせてコンクリートタワーです。所有者は樽前山に向けてITVを設置していることから北海道開発局(国土交通省)ではないかと思われます。
撮影:2014年9月

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2015/10/04 (Sun) 16:36
<2011年9月20日・新規>
<2015年10月4日・リニューアル>
昭和56年5月、ルート改良・回線増強に伴い新設。城岱無線局の新設により従来の函館山-363高地反射板-測量山から、函館山-城岱-室蘭(測量山から名称変更)にルート変更され、全幹線系の960ch化が完了しました。

当初は横津岳に設置する予定でしたが他の無線局と競合することから城岱牧場に変更しました。
 

2005年頃の廃止後すぐに取り壊されたと思われ、その跡にはNHKの無線局が建っています。
 
 

北海道開発局(国土交通省)の無線局ですが検索していると元々はNTTのものだったようです。ステージを取るとガラリと印象が変わるんですね~。
 
撮影:2012年9月

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2015/08/21 (Fri) 02:10
8月20日投稿分の手稲無線局で全幹線系の紹介が終わりました。
2010年5月の大阪から始まったこのシリーズもいつの間にか5年が経ちました。思えば遠くまで来たもんだ。
今後は北海道が舞台の中心となります。わずかになりましたが今後もよろしくお願いします。

東門第一ルート・東京~大阪
 
東門第一ルート・東京~門司

東札第一ルート・東京~仙台(国見)

東札第一ルート・仙台(国見)~青森

東札第一ルート・青森~札幌
  
東門・東札第二ルート・東京~直江津

東門第二ルート・直江津~粟鹿

東門第二ルート・粟鹿~門司

東札第二ルート・直江津~秋田(金照寺)
 



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2015/08/20 (Thu) 01:08
札幌から西約12kmに位置する手稲山にかつてありました。
早来-札幌は函札マイクロ開通時から札幌から西約5kmに位置する三角山に反射板を建てて構成していましたが、周辺の開発が進んだことで伝播路支障の恐れが出てきました。
昭和58年11月、手稲山に無線局を新設して早来-三角山反射板-札幌から早来-手稲-札幌にルート改良されて反射板を使用しないルートとなり回線品質が向上、容量も60chから960chに増強されました。同時に旭川向けのルートも札幌-西岩見沢から手稲-西岩見沢に変更されました。

テイネハイランドから登山開始、早速北海道の洗礼を浴びました。
 

雨は降りませんでしたがあいにくな天気。

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