戸ノ上山反射板

＜2011年7月13日・新規＞
＜2016年4月29日・写真更新及び追加＞
禅定寺前山－門司の反射板。
昭和31年1月、門司－鳥栖間SHF回線のうち、門司－若杉山の反射板が新設され、昭和35年9月には東門ルートの禅定寺前山－門司の反射板が新設されました。
昭和48年12月、東門第二ルートの完成により門司－若杉山の反射板が廃止されました。

門司駅を降りて目の前に見えるのが戸ノ上山です。

登山口から約40分で山頂に到着。反射板は山頂から離れたところに設置されています。
 

門司駅から見える筈のものが見えなかったのは回線が廃止されてから手入れされていなかったために周囲の木が反射板を覆ってしまったからです。そのため全体の写真を撮影できませんでした。

 
 
 
 

朽ち果てつつある注意看板。門司無線区ということは東門ルート完成当時のものかな。
 

時は経って2016年4月、5年と5ヶ月振りに戸ノ上山に登りました。広島にある残存無線局・反射板の撤去が進んでいるという情報を頂きましたのでもしやと思い、九州へ行く用事のついでに急遽設定しました。

・・・一足遅かった。反射板が建てられていた場所には撤去が難しかったのか基礎だけが残されていました。
最後に現物を見ておきたかったのですが叶わぬ願いとなってしまった。
 
 
 
 

反射板はもう無い。
 
撮影：2010年11月、2016年4月