番外編その12・冬の横手無線中継所

秋に横手無線中継所を見に行ったときに、NTT技術資料館のサイトに今はもう削除されたがびっしりと樹氷に覆われた横手無線中継所の写真が掲載されていたのを思い出した。実物を一目見たいということで機会を伺っていたところ、2015年3月にチャンスができたので見に行ってきました。（この時点で既におかしい）
長野電鉄の湯田中駅から志賀高原線のバスに乗り、蓮池営業所で横手山第一リフト行きのバスに乗り換える。冬季の志賀高原線はおおむね8時から16時の間、サンバレーから奥はシャトルバスとして無料で乗車できます。長野電鉄さん太っ腹やで！
シャトル区間に入ると車内がスキー板持った人で混雑してきた。その中でスキーが目的でないごついカメラ持った場違いな男一名ｗ
湯田中駅からバスに揺られること約1時間で横手山第一リフトに到着、ここでも周りはスキーヤーだらけｗ
そこからリフトに乗って目的地を目指します。
 

天気は文句なしの快晴で樹氷も残っていてこれは期待できそう。
 
 

リフトに乗って30分ほどで横手山に到着、群馬県側は雲の上でした。
 

そう、これが見たかったんだ。わかるかね？　アーサー、私の喜びが…
日の当たらない北側はビッシリと樹氷が残っていました。苦労して建てたものでも自然は容赦しない。
 
 
 

３月で快晴でも気温は氷点下、だからこそ太陽すら隠してしまうほどの樹氷が残っています。
２月あたりはもっと凄いんだろうなと想像してみた。

確か局舎の周りにも擁壁と柵があるはずなんですが…
この状況で静かだったら気がおかしくなりそうですな。
 

続いて南側に移動します。
 
 

日の当たる南側は樹氷は少ないですがそれでも鋼材にビッシリ着いています。
既に役目は終えているのにも関わらずこの堂々とした存在感。
 
 
 
 
 
1階をすっぽり隠してしまうほどの吹き溜まり。外壁が傷むのも納得がいきます。
 

横手無線中継所を脇役にして樹氷コラボ。
 

中部電力？警察庁（とおりすがり様ありがとうございます！）と東京電力の無線中継所。
 

毎度おなじみの写真。
 
 
撮影：2015年3月